個人事業主として不動産貸付業(不動産投資)をはじめて6年が経ちました。
減価償却も底をつき、過度のストレスや諸事情により長くついた職業を辞しました。また戻れば平均年収以上のお給料をいただけることは百も承知ですが、心がついていきません。
いま、ようやく自由になれた気がします。だがしかし、ここは日本!働かざる者食うべからず!どんな状況でも、生活保護受給者等でないかぎりは、社会保険という重い重い税金がのしかかるのです。これだけは、本当に逃げられない。
社会保険を安くする方法
とにかく!自営業や無職の人が入らなければならない国民健康保険料が高すぎる!
そりゃ保険料を半分負担してくれる勤め先がなければ、自分が負担するほかないのはわかるけど、扶養家族がいたら、もう地獄です。
せっせと節約に励み、外食をせず栄養バランスのとれた食事を作り、適度に運動して、規則正しく生活して、病院に全くいかない私でも、もうフランス革命が起きてもおかしくないくらいの重税です!
毎日、毎年、どうしたら社会保険料って安くなるのか調べ続けたけれども、税金なのに税金扱いされてなくて、善良な市民から本当にしれっと当たり前のように徴収しやがって!で、私が知るなかで、社会保険を軽くする方法は以下3つ。
①バイトでも派遣でも週に20時間以上など規定の時間働くことで、勤務先の社会保険に加入すること
②マイクロ法人を設立して、なるべく安い役員給与を設定して、社会保険料も安くすること
③自営業の内容によって、保険組合があればそこに加入すること。
50歳も過ぎたらプライドも捨てて、若い方に新しいことを教わる姿勢も大切なのもわかってる。
でもその若い人のなかにも良き悪きがあり、せっかく人間関係を薄くして、心軽やかに生きる準備してきたのに、バイトや派遣はきっと無理だな。バイトや派遣にもかかわらず、すごく熱量ある人がいて、新入りに無理難題を押し付けてくる人、本当に苦手。正社員でもイヤだけど。
なので①の方法は却下!
もう②しかない。合同会社で登録免許税6万円。電子定款代5千円。書類書いたりの手続きが苦でなければこれしかない。
③は業種によるのです。不動産貸付みたいな、不労所得の人間が入れる保険組合があるわけない。あるならどなたか教えてほしい。ないから国民泣く泣く健康保険に入るしかない。
法人設立は意外と簡単?法人設立はマネーフォワードで!
私はマネーフォワードを利用して法人設立しました。その後の税理士さんとの付き合いはよくよく考えないと、経費がかかりすぎて、法人設立した意味がなくなるので、自力でできるとことろまでやっていきます。
じつは、個人事業主のほうは区の青色申告会に入会しており、月額2000円を払い続けてきました。
とはいっても、会計ソフトは基本弥生ですし、税理士ではないので、特別アドバイスをいただけるわけではありません。入力ももちろん自分でやります。
確定申告の時期に、何もしない個人事業主のおばあちゃんが青色申告会の方にたしなめられていましたが、気持ちはわかります。私も、本職がありつつ、会計ソフトの入力していたときは、つらいものがありました。
ところで、法人設立ですから、個人事業主用の会計ソフトではなく、きちんと法人用に準備しなければなりません。なるべく安く抑えたいかたのためのものを探しました!以下のものがありますが、費用で考えるか、使い勝手で考えるか、はたまた税理士に丸投げするか。よく考えてから選びましょう。
サービス名 | 円簿会計 | ちまたの会計 | Main財務管理 | |
種類 | クラウド | クラウド | インストール | |
対象 | 個人事業主 中小企業 | 〇 〇 | 〇 △(NPOなど) | × 〇 |
料金体系 | トライアル期間 有料プランの月額料金 | なし 0円 | なし 0円 | なし サポート(3500円/月) |
機能 | 無料プランの機能制限 自動仕訳 取引データ自動取込 申告書の作成 | なし × × 〇 | なし 〇 × × | なし × × 〇 |
サポート | 電話 チャット メール | × × 〇 | × × 〇 | ×(有料のみ) × ×(有料のみ) |
デバイス | スマホ Mac | ブラウザ 〇 | ブラウザ 〇 | × × |
マイクロ法人の注意点
月額の役員給与を45,000円に設定するのが正解なのですが、私はもっと高額に設定することとなってしまいました。もはや、法人設立の意味があったのかと不安に思っています。
法人設立して社会保険を安くと教えてくれているネットの中の人は、まだ若い!お子さんが小学生でバイトという概念がない・・・人たちが多いのです。
私の息子は大学院に進むかもしれない学生。バイトもするのです。学習塾で週1でバイトするだけでも月に4万円。1年続けたら、48万円。こういった年齢の高い子供を扶養に入れるためには、私の月額給与は、最低でもその2倍。つまり、96万円にしなければならないのです!
もちろん社会保険料は安くなりました。でも個人事業主とのからみで、どう調整できるか、熟慮が必要です。それでなくても、固定資産税を毎年がっつり払っているのです。
そしてこの役員給与は当然私のお金です!私が私に払っているのですよ!
不動産投資は確かに不労所得かもしれませんが、本当に税金との戦いで、場合によっては、社会保険を含めて、税金で持っていかれてしまうことが多いのです。
個人事業主とマイクロ法人と、調整しながら今後も同じような立場の人のためにご報告しますね。
強くたくましく!ですが、ちょっと心おれそうです。こうなったら、稼いで、税金納めつつ、懐もアツくしたいものです。
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